1934年

祖父の代よりこの地に入植、

池守農場が始まりました。

馬に乗り、田を耕し、整地し、種を蒔き

草を取り 草を取り 

草を取る・・・

 

祖父母ふたりでの

長く果てのない畑仕事は

祖父母から父母の代へ。

       馬にて整地作業 (デスクハロー)

          ヒエの収穫 昭和29年

1965年(昭和40年)頃

この頃よりトラクターが導入され始めたが、機械化には程遠く、

まだまだ手作業の作業が続いていました。

そんな中、父母は新しい蔬菜の栽培を始めます。

 

1975年(昭和50年)頃

畑での長芋栽培が始まります。

栽培は手探り、機械も手作りと

新しい作物導入に苦心しました。

この頃同じく導入したユリ根栽培もまた長芋同様でした。

この時始めた長芋栽培は

今日まで続いていますが

今も気の抜けない作物です。

                ユリ根栽培の様子 昭和53年頃

            ビート収穫の様子 昭和58年頃

それぞれの代での苦心と労力の上に

今の私達の農業があります。

又、農場に関わり支えていただいた多くの方々がいます。

 

現在の農場では

長芋をはじめ、小麦、ビート、大正メークイン、シンシアを

栽培しています。

祖父の、

昔の事は忘れた。今を大事にという

新しい事への深い理解と

父の、

わからない事は畑の作物に聞けという

永遠のテーマの様な言葉に

池守農場の全てがあります。

 

支え、関わる全ての方に感謝を・・・

 

 今後も農業に向き合っていきたいと思っております。

   

 

                池守農場  池守 明裕 

                           RTK基地局 2013年設置

  


Photo by IKEMORIFARM